マンテマ/Silene gallica L.
当方のマンテマの観察地はこれまでのところ葛西臨海公園のみ。海浜幕張の公園でも見つけたことはあるが葛西臨海公園の群落には遠く及ばない。初めてこの花を見つけたのは10年程前、ネジバナの春芽を探していたときだったので、既にネジバナが咲いているのかと思い近づいてみると小さなナデシコ型の花だったので夢中で撮影した。この花も細い花茎の頂部に花をつけるのでほんの少しの風にもゆらゆら揺れてなかなかピントが合わせられず失敗の繰り返し。デジカメのいいところは何度失敗してもメモリーカードや電池の許す限りいくらでもトライ＆エラーを繰り返せること。エラーかOKかその場でチェックできるし、エラーなら消せばいい。と、これは自分流。仲間の一人はフィルムの時と同じようにファインダーの中で対象がいい顔を見せるまでシャッターを押さない。自分や対象のコンディションもあることなのでどちらが良いとは言えないが、チンパンジーから見るとオタンウータンの方が哲学的で格好良く見える。（チンパンジーは試行錯誤型、オランウータンは沈思黙考型といわれる）
ナデシコ科 マンテマ属 ヨーロッパ原産 帰化植物 2年草 野原
マンテマの最新データ
2008.05.12 千葉大学付近 マンテマの群落がたくさん見られた。色はピンクの単色ばかりだったが一帯がピンク
に染まるくらい繁殖していた。数年前には考えられないくらいの増え方だ。
マンテマ01_2003_葛西臨海公園
( Youtube動画再生 00’36)
マンテマ02_2004_葛西臨海公園
( Youtube動画再生 00’42)
