少しづつ変わる村の景観

2013年2月 コミュニティーハウスを新たな台地から俯瞰する。

2009年にコミュニティーハウス建設に携わった人はコミュニティーハウスがあること事態がそれまでとは変わっていることになるのだが、2013年2月にはコミュニティーハウスの川側が駐車場になっているのに注目。

2010年8月

2012年3月

2010年8月 中谷さんPhoto

2012年3月

2013年2月 HHL 村の学校 

2010年の中谷さんの写真とは建物の色が変わっている。2012年には建物の色は現在の色になっているが、建物の数が異なる。

2段下に2013年2月の学校の新しい施設のUPを置いておくが、植木が被っているが左手に見える緑の四角い構造物はーーーー、

施設の屋根に取り付けられたパラボラも異様だが、緑の箱は公衆電話BOXである。

パラボラの取り付けられた建物は2012年10月には出来上がっていたがパソコンルームであり、2013年に新しくお目見えしたのが、それに安定的に電力を供給する太陽光発電パネルである。

これまでもHHL村には各戸個別に家庭用の太陽光発電パネルがあったり、TVを受信するためのパラボラアンテナがあったが、学校や村の次世代を担う子どもの教育用にこれらの機材や投資をさせること=それを受け入れることとの引き換えに、白カレン族の人たちはタイという国に対して何を持って対峙して行くのだろうか。

日本の学校教育をリードする研究者の一部が教室に携帯端末を積極的に導入して様々な実験を試みている。当方もその加担者側にいたのであるが、HHLの、白カレン族の生き方や考え方を知れば知る程、子どもやお年寄りに必要なものは道具やサービスというビジネスとは違うのではないかとおぼろげに感じ始めている。

白カレン族の生き方、考え方についてはGONGOVAの先生方の研究をご覧になってください。というより、情報として理解するのではなく、自ら体験して体得すること、それこそがメディア(媒体)との関わり方であると思うのです。

2013年2月 コミュニティーハウス。

2012年3月

2010年8月 中谷さんPhoto

2013年2月 滝本さんPhoto

 黄色いのはパラボラアンテナ、緑色の箱は公衆電話BOX,手前の建物はパソコンルーム、中央に鎮座するのは太陽光発電パネル。奥にはトイレ。これらが出来たお陰で校庭でサッカーができなくなったとがっかりしている大人が何人かいるそうだ。

2013年2月 滝本さんPhoto

2010年8月 

2012年3月 

コミュニティーハウスから北の方向を見上げると村の住居群が目に入る。2012年10月まではその視界を邪魔するかのように今にも倒壊しそうでしない物置小屋?が居座っていたが、2013年2月、とうとうコンクリートの柱だけ残して上部は消えていた。

多分下と同じアングルで撮影していると思うのだが、見つかるまで滝本さんの写真をお借りしておこう。

◆ここからは2013年2〜3月に撮影した、以前とは異なる景色を集めてみた