ミノムシ

チョウ目 ミノガ科 属

 ◆2015年2月 HHLの記録

HHLの西の沢沿いで見つけた。残念ながら中身は入っていない。日本でもあまり見ることができなくなってしまったが、そのミノムシのミノと比較できないくらい大きなミノであり、ここから巣立った成虫もきっと立派だったに違いない。それにしても、ほとんど同じ太さの小枝をどのように選択するのだろうか。日本のミノムシのミノはこれほど整然とした造形ではなかったような気がする。

 ◆上段は2015年2月 HHL。2015.08以降の記録は下段に追記
 ◆2015年7月 長野県千曲市の記録
 ◆2015年8月 HHLの記録

ミノムシ01_1508HHL

( Youtube動画再生  02’04)

 2月にHHLで撮影したミノムシをHP/Youtube にUPして間もなく、長野の家の近く、千曲川の河川敷脇の畦に植えられた低木の枝先で日本のミノムシを見つけた。それが中段の7月のデータ。そして、同じ7月の23日から4週間またタイの取材があり、前回は西の沢で見つけたのだが、今回は東の水田地域に下る坂の途中でミノムシを見つけた。今回見つけたものは前回は定規で測ったような材料の選び方に感心したのだが、更に、内側だけでなく、外側にも外套よろしく蚕糸を纏い、白く輝かせた姿に感動した。

 さて、日本では次に何を用意して見せてくれるのか楽しみである。与那国にでも行って「ヨナグニサン」の繭でも持ってこないとならないかも。

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