ムネアカナガタマムシ/Agrilus imitans Lewis, 1893
ムネアカナガタマムシ/Agrilus imitans Lewis, 1893
甲虫目 タマムシ科
2014.06.20 ガイコツ山:これまでにもこの写真のタマムシに似た種を撮影したことがあったが、これほど胸の赤と上翅の黒が明瞭ではなかった。そこで今回の材料から調べ直したところこちらはムネアカナガタマムシに近いと推測した。
これまでケヤキナガタマムシと整理した種も再度調べ直す必要があるようだ。
ムネアカナガタマムシ01_140620 / ガイコツ山
( Youtube動画再生 01’21)
2014.07.03 記: 上の画像はケヤキナガタマムシのページの2011.07.06秩父浦山で撮影した動画からキャプチャしたもの。ケヤキナガタマムシの特徴である尾部(上翅末端)の先が尖っているのが確認できる。ガイコツ山のものにはこの突起が見えないため、ムネアカナガタマムシとして整理しておいても、そう大きくは間違っていなさそう。上の4点の写真にケヤキナガタマムシへのリンクを貼っておく
20011.06.13記:この2点は撮影日不明であるが場所はガイコツ山で間違いない。ガイコツ山は所沢市内の宅地化に侵され続けている小さな林でありながら、10種以上のタマムシを育んでいることは注目に値する。2011年だけでも3種の新しいタマムシとの出会いがあったことは、この林が生き残る限り、まだまだ新しい種との出会いが期待できるということなのか、林の死期を悟った虫たちのアジテーションなのか。
虫たちのためにも、何か活動しなければならないようだ。