アオカミキリ/Schwarzerium quadricolle

 ◆2009.07.19 芦ケ久保 県民の森

2009.07.19 前週に続いて県民の森のノリウツギを訪ねた。そこではじめに目に飛び込んで来たのはノリウツギの葉の上に緑色に輝く腹を見せて横たわっていたこのカミキリだった。はじめはカミキリとは思わずハンミョウか何かかと思って近づいたところ、なんとかカミキリと判別できた。本来ならその時の状態を記録しておくべきなのだろうが、というのは、

静止画を見てわかるようにヒゲや顎、尻の部分に白い粉のようなものが付着しているが、これは昆虫の死骸などに付くカビの一種で、放っておくと数日のうちにそのカビに全体を覆われてしまう。この時はまだそこまでは至っていなかったが、葉に接している翅やヒゲはカビに覆われ葉に接着されたようになっていた。それをそっと剥がすようにして葉から離し、指先でカビを落として写真に見えるような状態にした。従って翅の正確な色であるのかわからない。そのわからない状態で種を同定するのはなんとも危ういことであるが、群青色に輝く肢の印象が強く残っていたためアオカミキリということにした。

これが生きているものであったらとつくづく残念に思うが、一方、このノリウツギを観察していれば、いつかは生きたアオカミキリにも出会えるという希望も湧いてきた。いつか生きたアオカミキリの映像や写真に差し替えようと思う。

アオカミキリ01_090719県民の森

( Youtube動画再生  00’47)

カミキリムシ科 カミキリ亜科 アオカミキリ属