ツノアオカメムシ/Pentatoma japonica
ツノアオカメムシ/Pentatoma japonica
上の2点は2006.08.18 芦ケ久保の県民の森の展示館近くの、サクラの木についていた。見た瞬間はアオクチブトカメムシかと思ったが、良く観察してみるとこちらの方が緑色が強いので異種であろうと推測した。この時写真にあるようにツノアオカメムシの脚を手で持って撮影したので、当然ガスを発せられ指先が黄色いヤニに染まったようになったが、その指を鼻先に持ってきて匂いを嗅いだがそれほどの悪臭とは感じなかった。余程鈍感なのだろう。ピカピカ光沢のあるきれいなカメムシである。
2009年7月記
2006年にツノアオカメムシを見つけたサクラの木は2008年の冬に切り倒されてしまったのか今はその存在はない。その後もうツノアオカメムシとは出会えないかと思っていたが、2009年7月26日いつものノリウツギの隣の栗林でシロスジカミキリを探していたところ、栗の木の幹に着いていたツノアオカメムシを2年振りに見つけた。1本の幹の目の高さに3匹見つけられたので、小枝の方まで丁寧に探せばもっと多かったのかも知れない。この日は小雨がパラついたり雲行きが怪しかったので県民の森に1時間程いただけで下山してしまった。芦ケ久保まで下るとそこは夏の陽が輝いていて、山の南側と北側では全く天気が異なることに改めて気づかされた。
2010.09.19 県民の森の入り口に植えられたアジサイの葉にいた。最上段右の動画も同じペアー。
カメムシ目 カメムシ科
ツノアオカメムシ01/ 2010.09.19 県民の森
( Youtube動画再生 01’59)
ツノアオカメムシ02/ 2010.09.19 県民の森
( Youtube動画再生 00’57)