クリハラン?
クリハラン?
2012.03 HHL このシダは村全体を見渡せる高見にある村の寺の脇の道を更に登ったところ、ほとんど尾根に近い部分で見つけた シダ。撮影したのが乾季の終わりとはいえ、かなり乾燥した場所に群落を作っていた。
2009.06 徳島県上勝のクリノハラン
2012.10.14 上の2012年3月の記録と同じ、村のお寺の脇を少し登ったところで撮影。今回はUPも捉えたので葉面の表情、質感も見える。これを見るとクリハランというよりアツイタの方が近いのかも知れない。
2012.10.14 これは上の3点(アツイタに近いと記したシダ)より10分程山奥に入ったところで撮影したもの。
現地では上の3点や、2012年3月の撮影記録と同じシダが木に着生して這い上がっているものと解釈していたが、この写真をよく見ると、葉の表面の波打ち方などは下段の参考資料に上げた日本のクリハランの特徴も持っているので、もしかすると上に取り上げたシダとは異なる種であるのかも知れない。
いづれにしても、シダを撮影する時は表面より裏面の胞子の付き方をチェック、記録するという基本を忘れている。
2013年3月 HHL村の尾根、防火帯の清掃作業を撮影している時に見つけた。お寺の奥よりさらに尾根伝いに2kmほど行ったところで、目の高さに生えているもの=道路に削られた面に這い降りてきた株を撮影した。有言実行で、今回は葉の裏面=葉脈や胞子嚢を記録した。直上の写真にある胞子嚢の形はクリハランと良く似ているが、ウラボシ科の仲間はみな似たような付き方をしているので似ているからといってクリハランで正解と安心している訳ではない。研究者に標本を持ち帰り調べていただくなど行わないと正確な同定は出来ない。昆虫と同様、標本には興味がないのでこれ以上は自分に求めない。
上2点は2013年3月 研修に同行した滝本さんの写真。
Aタイプとしたものは2013年3月に撮影した胞子嚢と同じ配列であり、横に走る葉脈も顕著なので同じ種であると推測できる。
こちらもAタイプとほぼ隣り合わせの場所に生えていたシダである。このBタイプとしたものの胞子嚢は葉の先端の方にしかついていない。まだ成熟していないからなのか種が異なるからなのか未定。
クリハランa_1408HHL/南の沢
( Youtube動画再生 00’53)
2015.02 PYY : パユヤム村の国道入り口に向かって急坂を登り始める地点、当方が歩数を数え始める地点にこのシダは生えていて、「さあ登るぞ!」と気を入れる前の、息を整える役割を果たしてくれたシダである。
クリハランb1_1508PYY
( Youtube動画再生 01’29)
クリハランb2_1508PYY
( Youtube動画再生 01’18)
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