コシダDicranopteris linearis

2012.03.28 村のお寺に登って行く斜面、登り始めて間もないところが多かった。

このコシダには?は付いていない。なんとなくとしか言いようがない。記録を見返してみても、海外でのコシダの写真がない。海外にコシダがないのではなく、あっても撮影するチャンスがなかったか、当たり前すぎて見過ごしていたかであろう。上のコシダの撮影場所は、2010年にも何度も上り下りをした坂道であり、斜面を見上げた位置で手の届くところである。

日本では関東より西に行った各所で撮影している。

 ◆参考資料

2011.02 沖縄本島のコシダ/日本のコシダへ

◆2012.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆上段は2012年3月の記録、2013年2月、8月以降の記録は下段に掲載

シダ植物 ウラジロ科 コシダ属

◆2012.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

2013年2月 HHL  このコシダは村を取り囲む山の稜線・尾根筋のよく陽の当たるところで多く見られた。

2012年3月に撮影した斜面は、村に新しく建設されたセミナーハウス用地として削り取られたため、ほとんど見る影もなくなっていた。コシダと共に、当方が興味を持っていた柿の木もそこには生えていて、2012年3月には、その葉に付いていたカメムシの幼虫も見つけた。一つ新しいものが作り出されると、そこにあったいくつかのものが消えて行く。コシダはまだ山の至る所に生えている。柿の木は新たに苗木を植えればいい。カメムシもきっとどこかで生を長らえている。ただ、セミナーハウスが出来上がってからここを訪れた人はその前にそこに何があったかわからない。記録するというのはなにがあったかを伝える役には立てるかも知れないが、その個人の目に留まった、関心を持ったほんのわずかなものの記録ではあまり意味がないのだろう。

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◆2013.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

2013年8月 HHL  このコシダは村を取り囲む山の尾根筋で撮影。上の2013.02は乾季の姿。こちらは雨季の姿である。葉が先までピンとしている。

◆2014.02 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆2014.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆2015.02 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆2015.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村