コンロンカMussaenda parviflora Mussaenda

2012.03.28 村の山の樹木に名札をつける作業に同行した時にこの花を撮影した。はじめは日本のハンゲショウに似ていると思いながらシャッターを押したが、花の形そのものはガイコツ山のヨツスジトラカミキリの好きなガガイモやヘクソカズラに良く似ているのでハンゲショウでないことだけはわかった。山から下りて見ると、村のあちこちでこの花が咲いているのに気がついた。一度パターンとして認識されると、そのパターンと同じまたは同類に対して反応するという反射神経が気づかなかったものを気づかせる。帰国してからこの花を調べるとアカネ科のコンロンカという低木であることがわかったこと、ヘクソカズラと同じ仲間であることもわかった。

コンロンカという名前の響きにも何か自分の記憶に触れるものがあり、その原因は何だろうとネットで調べているのだが、まだ答えになるようなページに行き当たらない。

アカネ科 コンロンカ属 熱帯アジア原産 低木

2012.03.28 花の付け根に緑色の実がついていた。

2012.03.28 村の寺の近くで撮影。白い部分は花びらではなく顎。

2012.03.28 黄色い部分が花。

2002.07.13 ガガイモ。 アカネ科ではない

 ◆資料:ガイコツ山のガガイモ、ヘクソカズラ/秩父市浦山のハンゲショウ

2008.05.04 ヘクソカズラ。 アカネ科

2011.06.29 秩父市浦山のハンゲショウ/半夏生 この木のすぐ近くでカメノコテントウやオオトラフハナムグリを撮影した。

 ◆2012.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
 ◆上段は2012年3月の記録、2013年2月、以降の記録は下段に掲載
 ◆2013.02 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

2013.02.26 HHL 村の山中に入るとどこでもこのコンロンカが見られる。ノボタンと共に村の山の木花を代表する種と言っても良いだろう。といいながらこの時期はノボタンは見られなかった。

 ◆2014.02 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

コンロンカ_1402Thai / 2014.02 HHL チェンライ

( Youtube動画再生  00’19)

 ◆2014.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

コンロンカ_1408HHL/南尾根

( Youtube動画再生  00’44)

 ◆2014.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

コンロンカ_1502HHL/南尾根

( Youtube動画再生  00’24)

コンロンカ02_1502HHL/南尾根

( Youtube動画再生  01’12)

 ◆2016.02 タイ BMK/チェンマイ 白カレン族の村

タイ・コンロンカ05_1602BMK

( Youtube動画再生  00’27)

タイ・コンロンカ05_1602BMK

BMK=Ban Mae Khrai /チェンマイ県北西部 

みすぼらしいコンロンカ。ほかにもっと元気な、姿形の整ったコンロンカもあったのだが、それを見た時には「先にもまだある」または「帰りの撮ろう」と歩を進めてしまい、結局、何かの都合でみすぼらしい対象を写す羽目になる。これが人生。乾季にこの花に出会えた事をもっと喜ばなくては。

 ◆2017.02 タイ BMHH/チェンマイ県南西部 白カレン族の村

タイ・コンロンカ06_1702BMHH

( Youtube動画再生  01’35)

youtube動画に附した説明

 コンロンカ06_1702BMHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH,国際協力研修,自然環境資料

BMHH =Ban Mai Huai Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand

yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH,Chom Thong, Chiang Mai, Thailand,plant,

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