キバネツマルリタマムシ

 ルアンパバンの世界遺産に登録されている寺院の中でクアントン氏が見つけたもの。残念ながら既に死んでいたが、さほど時間が経っていないのか、アリが数匹たかっていたが、大きな損傷も色つやもほとんど失われていないようだった。ひっくり返して腹の方をみると、日本のタマムシにはない紫色の光沢に目が奪われる。生きて飛んでいるところを是非みてみたいと思う。

 この寺院から少し離れたプーシーの丘の長い石段を登り詰めると小さな寺院があり、そこがルアンパバンを一望する展望台にもなっているのだが、その目の下の手の届くような樹木に緑色に輝く光沢が飛び回っているのが見えた。実態は捉えきれなかったがミドリフトタマムシの仲間と推測した。そして、ビエンチャンに移動した後、 Tad LEUK Waterfallのすぐ近くの林でミドリフトタマムシのものと思われる翅だけを見つけることができた。

 この緑の翅の写真には2004年のタイのタマムシのリンクを張っておくことにする。

2011.08.09 キバネツマルリタマムシ

2011.08.09 キバネツマルリタマムシ

2011.08.13 Tad LEUK Waterfall

 ミドリフトタマムシの翅と思われる

 ●2004年タイのタマムシにリンク

2011.08.09 キバネツマルリタマムシ

Chrysochroa buqueti rugicollis

 ◆参考資料

2011.07.05 吾野 ヤマトタマムシ

キバネツマルリタマムシ_1108Laos

( Youtube動画再生  00’28)

2011.08.09 ラオス、ルアンパバン

甲虫目 タマムシ科 ルリタマムシ属