モンキアゲハ/Papilio helenus helenus

 このモンキアゲハは昨年のタイ北部、チェンライ郊外の白カレン族の村でも撮影した。ここ、ビエンチャン郊外のプーカオクワイ自然保護区はチョウの種類が多いことでも知られており、ランの自生地を探索するというテーマでも、野生の昆虫の探査というテーマでもエコツアーの企画を展開するには好適な場所である。

 さて、このモンキアゲハは一緒に写っているヒメコモンチョウの大きさと比較すれば一目瞭然であるが、日本のミヤマカラスアゲハとほぼ同等かそれより少し大きいくらいである。ヒメコモンチョウが吸水する場所を譲れと盛んにモーションをかけるが、動ずることなく悠然としているところが撮影にはもってこい。

2011.08.13 モンキアゲハ

2011.08.13 モンキアゲハ

ラオス プーカオクワイ自然保護区

2011.08.13 モンキアゲハとヒメコモンチョウ(K)

 ◆参考資料 2010タイのモンキアゲハ

2010.08.13 モンキアゲハ


 2010年タイ取材地チェンライ郊外の白カレン族の村で撮影したもの。チョウの記録としては2010年のタイの方が多いので、2011年と併せて参照してください。

 写真をクリックすると2010年のモンキアゲハにリンク。

モンキアゲハb_1108Lao

( Youtube動画再生  00’43)

2011.08.13 Tad LEUK Waterfall

モンキアゲハa_1108Lao

( Youtube動画再生  00’42)

2011.08.13 Tad LEUK Waterfall

チョウ目 タテハチョウ科 インド以東の熱帯東アジア原産