トウダイグサ目 トウダイグサ科 コミカンソウ属 インド〜東南アジア原産
トウダイグサ目 トウダイグサ科 コミカンソウ属 インド〜東南アジア原産
(インディアン) グーズベリー/Phyllanthus emblica
本葉が展開し始めた。同時に蒔いた他の種からも双葉が展開し始めた。
用意するもの。空パック、発根剤、ミズゴケor脱脂綿、ヘゴまたは炭
発根剤/発根、発芽を促す栄養剤。1000倍くらいに薄めて使用
深めの空パック、水を保てるものなら何でも可
溜めた水が腐らないようにするのに使用、炭,軽石でもOK
ヘゴ(炭、軽石)をパックの下に敷く
水に戻したミズゴケ(乾燥したものは一晩水に浸けてから使用)
ヘゴ(炭、軽石)の上に2cmほど平にミズゴケ(または脱脂綿)を敷く
種が適度に散らばるように播く。種の上にミズゴケを被さない。
種を播いたミズゴケの上から発根剤を、種がひたひたになるまで注いで播種終了。直射の当たらない、水温変化の少ない場所に置いて、乾かさないよう注意。発根剤は最初だけ。後からは普通の水で充分。芽が出たら薄日の射す場所へ移動。本葉が出たら植え替え。どんな芽が出るのか、どんな葉が出るのか楽しみ。
2016.02. このテーブルの上にあるものはイチジク?を撮影した時に村人と一緒に拾い集め村に持ち帰ったもの。この実は既に何回か撮影している筈であるが記録が見当たらないので、一応Newとしてページを用意した。
以前、タイのMFUの先生か学生さんに、この実を齧った後水を飲むと、水が甘く美味しくなるという言葉に従って、前歯でこの実を齧り、渋酸っぱい果汁を歯茎当りに留めておいてミネラルウォーターで洗い流すように口にすると、驚く程ではないがミネラルウォーターが甘みのある清涼飲料のように感じた。
今回の研修中も山道を歩く時などにこの実を持ち歩いて確かめた。
このような渋酸っぱいものを口にした後に水を飲むと、普段飲んでいる水の味が変わると云う現象は他にもあったように思うが、何だったのだろう、思い出せない。
それより、この実は何の実なのだろう。
種を播いてから50日近く経ってミズゴケの表面はすっかり緑色に染まってしまっている。この段階でようやく種に動きが見え始めた。一時は発芽しないのではと半ば諦めかけていたのだが、この後も気長に観察を続けよう。
双葉になってからの成長が早い!。2日か3日で葉が2枚づつ増えていく様子が見て取れる。同時に撒種したタネも3〜4個動き始めた。はじめに動き始めたこの苗を活かすために、他は間引きした方が良いのだろうか?行き当たりばったり-----
本葉は陽が落ちると次第に閉じてくる。この特徴もマメ科の植物であることを示している。そろそろ鉢に植え替えないと。
※トウダイグサ科+コミカンソウ属の種は就眠反応を起こすということから、この苗はトウダイグサ科の種であると推測できる。
同時に蒔種したもう一方のプラケースのタネからも双葉が出て来たので、先に生育を始めた苗を植木鉢に移植することにした。
用意したものは植木鉢と用土。直径10cmの素焼き鉢があったので、まずこれをタワシでこすって水洗い。そこ網を敷いてから軽石(白く見える)をそこ網が隠れる程度入れ、その上に赤タマ土を鉢の中間ぐらいまで入れ、軽石や赤タマ土に付いた粉状の不純物を水で洗い流しておく。鉢内の水が切れたところで、プラケースの子苗を、それまでの温床だった水苔と一緒に赤タマ土の上に置き、鉢との隙間に新しい水苔を詰めて株を安定させるとともに、乾燥から保護させる。
活着すれば、秋口に再度植え替えて冬を待つことになりそう。
この冬場、知人に分散育苗をお願いするための植え替え作業
播種時から維持してきた植え替え前の状態
鉢には虫除けの鉢底網を針金で固定
鉢底には水はけのため軽石を薄く敷く
軽石の上に水腐敗止めのヘゴ繊維
ヘゴ繊維は木炭の代わりに使用
ヘゴ繊維の上に大粒の赤玉土
大粒の上に赤玉中粒と鹿沼の混合
鹿沼混合を薄く敷いた上にこれまでの鉢から根回りを崩さないよう移し替え、鹿沼混合を補填して株全体を固定・安定させる。
植え替え後の様子。この4鉢は分散育苗用。来年一年間ほどはこの鉢で育苗できそう。無事育ってくれたら良いが。
この苗は一番最後に発芽したもので10cmほどしかない。これは自宅で冬越しに挑戦させよう。
この日、直上の2枚の写真の鉢は知人のお宅に分散栽培のために、発芽以来の環境を後にした。
小さかった鉢は完全に枯れてしまったと思ったが、それでも水を切らさないようにしていたら、なんと株元から新しい茎が出て来た。
※結局新たな芽を付けずこのまま枯れてしまった。