モミジバアサガオ/Ipomoea cairica
モミジバアサガオ/Ipomoea cairica
2010.08.17 チェンラ市内 。チェンライの宿泊ホテルは中心から少しばかり離れていたということもあるのだろうが、ホテルから東へものの10分も歩くと平べったい空き地が広がり、道路際にも大きな建物はなくなる。所々に果物売りや食事をする屋台があり、このアサガオはそんな屋台の近くで見つけた。左下の写真のアサガオの葉を見て欲しい。星形なのである。花の蕾も少しずんぐりしているが、こんなに葉の形が違うのは面白い。江戸時代に花の形の突然変異を競ったが葉の形の変化はあったのかな。
日本でもそうなのだがアサガオが咲いているとついその種の袋を探してしまう。そして採集できると自宅の庭に蒔いておく。このアサガオを撮影した時は雨も降っていたし、ゆっくりしている時間もなかったので種は見つけられなかった。などといって、自宅近くで星形の葉のアサガオが見つかったらきっと疑われるな。
2012.10.16 タイ、チェンライ市内のホテル近くの草むら。2010年の写真を撮影した場所とは異なる。
2010年の当該種の撮影当時はまだこれがモミジバアサガオ(モミジヒルガオ)であることを知らずに撮影していたが、2011年2月に沖縄本島に行く機会を得て、そこで沖縄本島のモミジバアサガオを撮影し、また、他の島ほかに種の散逸を警戒するポスターが貼られているのを見て、この種が繁殖力が旺盛であることや東南アジア原産である等の基本的な情報を得、当該ページのタイトルを修正している。
2012.10月は上の1点のみしか撮影していない。
2012.09月にはアラバマでヤツデアサガオを撮影して来たので、2011年の沖縄のモミジバアサガオと併せリンクを貼っておく。
2011年2月 沖縄本島のモミジバアサガオ
2012年09月 アラバマ大学のヤツデアサガオ
ヒルガオ科 サツマイモ属 北アフリカ〜熱帯アジア 宿根草
2013年3月13日 帰国の日の午前中、荷造りをあらかた済ませると、まずはホテルの周辺の野草や昆虫の撮影に出かける。都市部では雨季も乾季もほとんど関係なく暑い。しかし、いつも見つかるテントウムシが今回は1匹も見られなかったし、そのほかの虫も数える程しか見なかった。野草も常連と思われるものは一通り観察できたが、ルエリアはなかったようだ。
このモミジバアサガオは都会では常連でも村には進出していない。村に向かう国道の脇ではたくさん見るのだが、標高のせいなのだろうか。
2011.09 日本のアサガオ
2010.08 タイ植物 Top へ
2013.02 タイ植物 Top へ
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モミジバアサガオ_1308Thai/2013.08 チェンライ市内
( Youtube動画再生 00’26)
モミジバアサガオ_1408Chi/チェンライ市内
( Youtube動画再生 01’25)
モミジバアサガオ_1408Chi/チェンライ市内
( Youtube動画再生 00’57)