2010.08.14 チェンライ 白カレン族の村
タイ チェンライ 白カレン族の村
カザリシダ
村の高台にある寺の境内?というにはかなり抵抗もあるが、その片隅に立派なカザリシダが地植えで育っていた。村には下段左の写真に見られるようにいろいろんなところで大事に育てられていた他に、人が着生させたのか自生したのか太い木のかなり高いところに活着して大きな葉を展開しているものもたくさん観察した。
ラオスで太い木に着生しているものは托葉が発達していて托葉そのものが見事な造形をしていたが、この村で見たものにはほとんど托葉が見られなかった。
当方の自宅で育てているものも人から譲ってもらった時には托葉が生きていたが、今では形だけが残っている。
2010.08.14 HHL/チェンライ 白カレン族の村
2010.08.14 HHL/チェンライ 白カレン族の村
2010.04.18 自宅 この時期まだ浴室で管理、時々日光浴
2010.05.22 自宅 連休を過ぎると外で管理。新芽出し
2010.09.25 自宅
2010.09.25 自宅
2012.03 HHL/チェンライ 白カレン族の村 2010年の株の状態へリンクします
2013.02 HHL/チェンライ 白カレン族の村 2012年3月の株の状態と比べると、ひと月早いだけなのに葉はほとんど伸びていない。これから新しい葉が芽を出すといったところか。
右の写真の中央部にある角のあるバルブはラン科バルボフィラムの仲間。いろいろな種が固まっている。
2013.02 HHL/チェンライ 白カレン族の村 こちらは村の中心部から少し山に入ったところで見つけた。
まだ幼い株なのでどのような過程を経て木の幹を取り巻くように成長するのか観察したいという欲求が生じる。
我が家のカザリシダは上の写真の状態からコルクを回り込んで成長を続けている。そろそろ風呂場にも入りきらなくなってきた。
2012.03 HHL カザリシダへ
2010.08 タイ植物 Top へ
2013.02 タイ植物 Top へ
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カザリシダ_1308HHL/ 2013.08 HHL
( Youtube動画再生 00’41)
2013.08 HHL 村の水田地域に行く途中で見つけた。イワダレヒトツバも同時に収まっている。
2013.08 HHL こちらは村の中のいつも観察しているウリ棚の柱に着生しているカザリシダ。
カザリシダ02_1508HHL
( Youtube動画再生 00’55)
最下段は、山の中の倒木か何かに着いていたカザリシダを別の木に移そうとしているところ。大きな葉は邪魔なので伐ってしまい、若い葉だけを残している。大きな木の葉陰に入り、川からの湿度を受けて数年後にはまた大きな葉をまとっている姿を見せてくれるかも知れない。
2016.06記:下段右は、切り倒された木に着いていたカザリシダやランを持ち帰り、村のリーダー・ジャン氏のOKを得て村の木に移そうとしているところ。果して活着してくれるか。下段左は別の株。
カザリシダ03_1608MHH
( Youtube動画再生 00’36)
カザリシダ04_1702BMHH
( Youtube動画再生 00’49)
カザリシダ05.1702BMHH
( Youtube動画再生 00’34)
「カザリシダ04_1702BMHH」
「カザリシダ05_1702BMHH」
04前半はキシタアゲハの谷を見下ろすように生えている大きな木の樹幹を飾っているカザリシダ。
04後半は研修の労働作業のリーダー、マテウ・パーの新築の家の庭に仕立てられ始めたバスケットを飾るカザリシダ。
これまで3つの異なる地域の白カレン族の村に滞在してその自然観を肌で感じ取るよう心がけてきた。このカザリシダは3つの村で一様に大切に育てられていた。仕立て方や混植するランの種類もほぼ同様。白カレン族の何かを象徴しているのだろう。
GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme
yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村
BMHH=Ban Mai Huay Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand
※上のコルク着けのカザリシダ は2017.03に近くの園芸店に引き取っていただいた、今はこれから株分けした鉢植えが残っている