◆タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村 および チェンライ市内市場

カエル養殖

 2004年春の北部タイ取材の時、小・中学校の児童が学校の池でカエルやナマズの養殖をしているのを撮影した。2007年のラオス取材では村の商店の店先にカエルの干物が売られるのを見て、それをどのように利用するのか尋ねたりした。また、パクセーの市場でもカエルを撮影し、タイやラオスの人々の生活にカエルが強く関わっているのを見てきた。今回滞在した村でもカエルの養殖は村の産業の一つであると来る前から教えられていたので、その養殖池を見て興味深く観察した。

 というのは、2004年春の取材ではこの池の中にカエルがいると説明は受けたがカエルの姿は見えなかったからである。

 今回もこのカエル池の隣がナマズ池なのだが、ナマズの姿は見えなかった。今考えると餌を撒けば姿を見せたのかと気がついた。後の祭り。

 つまり、何でもそうなのだが生きた姿を観察できたり撮影できるのは幸運なことなのである。

2010.08.17 タイ、チェンライ市場

2010.08.14 タイ、HHL/チェンライ 白カレン族の村

2010.08.14 タイ、HHL/チェンライ 白カレン族の村のカエル養殖池

 ◆上段は2010年8月の記録、2013年2月以降の記録は下段に掲載
 ◆2013年02、03の記録 (2)ヒキガエル
 ◆参考資料&サイト内メニューリンク

ヒキガエル_1302 HHL/チェンライ

( Youtube動画再生  00’52)

2013.03 HHL:このヒキガエルは当方が1日の作業(撮影)を終えて宿舎となっている村人のお宅の高床の階段の下まで来た時に見つけた。村には自家発電のわずかな電気しかないため、当然街灯はなく、常備しているヘッドランプの灯りに浮かび上がった。10cmは優にあり、見慣れない人ならチョッとたじろぐ大きさ。我が家では数年前まで更に大きなヒキガエルがいたので、チョッと懐かしくうれしい出会いであった。この大きさになるためには3〜4年はかかっているはずで、下手に村人に見せると食べられてしまうことを頭の片隅に置いて数カット撮影した後に川岸の草むらに運んで放した。川の流れに放さないのは、ヒキガエルが必ずしも水が好きだったり、泳ぐのが得意ではないことを知っているからである。オタマジャクシは水中でないと生きられないのだから、カエルになってからも水が好きという単純な決めつけは視野を狭くする。村人がカエルを養殖するからといって、時々食卓にカエルが供されるからといって、ヒキガエルを食べるか否かは確認していない。

2006.08 ラオス動物ほか Top へ

2013.02 タイ昆虫 Top へ

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 ◆2013年02、03の記録 (1)オタマジャクシ

2013.03 HHL /チェンライ 

上段の2010年カエルやナマズの養殖池だったところは2013年2月訪問時には跡形もなくなっていて、村の小学校奥の河川敷状だった土地を水田に変えるための工事用車両の駐車場になっていた。その道路を隔てたところを流れる小川の流れの緩やかになるところをよく見るとオタマジャクシがたくさん群れていた。果して養殖していたカエルの子孫なのか、オタマの段階ではわからない。

2010.08 チェンライ市場Top へ

市場のカエル 1008Thai / 2010.08 タイ、チェンライ市場( Youtube動画再生  00’39)

HHLの養殖カエル 1008Thai / 2010.08 タイ、HHL

( Youtube動画再生  01’32)

 ◆2014年08 HHLの記録

ヒキガエル_1408HHL/チェンライ

( Youtube動画再生  00’36)

2014.08 HHL :村の南の尾根の自然を撮影に行く途中の林道の山側の壁を登っているヒキガエルを撮影した。2013年に撮影したときは夜、ヘッドランプの灯りだったので色の比較は出来ないが、筋肉や肉こぶの様子から同じ種のヒキガエルと思われる。

ちなみに、村で養殖されていたり、市場で売られていたカエルとは種が異なるようだ。

 ◆2016年3月 タイ、KPH/カンペンヒン村の記録

カエル養殖4_1602KPH

( Youtube動画再生  01’13)

 ◆2016年8月 タイ、MHH/チェンマイ の記録

カエル06_1608MHH

( Youtube動画再生  00’20)

カエル06_1608MHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村