ホウライシダ/オトメクジャク:Adiantum edgeworthii L.

2010.08.14 HHL 白カレン族の村  前のページの動画の中程に写っていたのがこのホウライシダ、園芸店ではアジアンタムとして売られている仲間である。日本ではホウライシダの仲間であるハコネシダがシダ愛好家に根強い人気があり、当方もご多分に漏れず近所の下水溝の壁に生えているのを採集して来て鉢植えにして育てたりしたがうまく移植できたためしがない。石植えにしたり赤玉土で植えたり、葉の落ちた冬芽の方が移植には適しているかと、下水溝のコンクリートの隙間に果物ナイフを差し込んで根茎を削り取って植え込んだりといろいろと試し、その都度失敗した結果今はもう諦めて手を出さない。

 でも、タイやラオスで暮らせたら巧く育てられるような気がする。

2010.08.14 HHL 白カレン族の村

2010.08.14 HHL 白カレン族の村

 ◆2012.10月タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村での撮影記録

2012.10.12 HHL 2010年8月撮影の場所とほぼ同じ。村の長老の家の脇を村のメインストリートとなるのぼり坂があり、その長老の家と対面する路肩にこのホウライシダが生えている。2010年より緑そのものが減っているように見受けられた。

BHHLの知名度が上がり、外部からの見学者や研修参加の人の出入りが盛んになるのは歓迎すべきなのであろうが、大なり小なり俗すること、自然度が低くなることは否めないものであろうと思う。ランと同じようにシダも趣味の収集対象であることを村の人に教えてよいのだろうか。

 ◆2013.8月タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村での撮影記録

シダ植物 ホウライシダ科 ホウライシダ属

◆2010.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆上段は2010年8月の記録、2012年10月、2013年2月、8月以降の記録は下段に掲載

2013.08 HHL、2010年8月以来ほぼ同じ場所での撮影。側溝の縁の斜面の緑は確実に減っているが、かといってまったくなくなってしまった訳ではない。希望としては種の種子や根茎は温存されていて、その種の適時に新しい芽を伸張させてくれるのを見たい。そのためには通わないと観察できないということである。

 ◆参考資料リンク

2008.05 伊豆のホウライシダ/ハコネシダ(ホウライシダ科)、HHLの種はオトメクジャクシダに近い。

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 ◆2014.8月タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

ホウライシダの仲間_1408HHL/東の沢

( Youtube動画再生  00’53)

ホウライシダの仲間b_1408HHL/東の沢

( Youtube動画再生  00’16)

 ◆2015.8月タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

タイ・ホウライシダの仲間c_1508HHL

( Youtube動画再生  00’28)

 ◆2016.8月タイ MHH/チェンマイ県南西部 白カレン族の村

ホウライシダ04_1608MHH

( Youtube動画再生  00’56)