キク科 フシザキソウ属 南アメリカ原産 一年草
キク科 フシザキソウ属 南アメリカ原産 一年草
フシザキソウ/(旧:黄花ハキダメギク)
「ミゾホオズキ」、「ツユクサ」と同じところで見ているが、撮影した場所はそれぞれ異なるところ。日本のハキダメギク同様、市内の手入れのされていない空き地のどこにでも見られる。
日本では人の入り込まない土地はないといっても過言ではないように、都市部も郊外も林野でも車の轍がある道路脇にはどこにでも進出しているのではないか。
これらは2004年のタイでは撮影しておらず、2006年のラオス以降ということは、赤カレン族の村が都会から隔絶した特殊な環境だったのかも知れない。それとも、単に見過ごしていたのか-----。
※2012.11.10追記:2012.09.26/2012.10.01アラバマ大学キャンパスで撮影したものと同じ種であると仮定し、「黄花ハキダメギク」から「フシザキソウ」に表記を変えることとした。
同様に「ミゾホオズキ」→「ルエリア」、「ツユクサ」→「アフリカフウチョウソウ」に表記を変える。
Synedrella nodiflora
2010.08.17 チェンライ 市内
2012.10.11及び16日 チェンライ市内ホテル脇の草むらで撮影。
このタイ取材のわずか10前にアメリカ南部3州を取材する機会があった。最上段にも記載していることだが、そこで、これまで「黄花ハキダメギク」と勝手な名前をつけて整理していた当種とそっくりな花に出会い、それを観察撮影し、帰国後にタイやラオスで撮影した記録と照らし合わせ同じものであると考えるに至った。(あくまで素人の文学的な判断)そうなると気が早いので、これまでの記録をすべて書き換えに及ぶのだが、結構慎重にやらないといろいろなところで同じ説明(言い訳のようなもの)をしなくてはならないので、できるだけ食い違い/齟齬を来さないよう行わなければならない。ので、一挙にではなく順次やって行くことにする。
なぜあっさり同じ種と考えたのかについては、まずは花や葉の姿かたち。特に花の正面からではなく横から見たときの顎に覆われた部分の形や花茎への付き方が良く似ているということ。アラバマ大学で見たのは大きなマツの木の下で、マツの落ち葉が重なってほとんど地面が見えない、かなり乾いた環境であったので、草体はやせていて葉の数も少なく全体的には似ているとは言いがたいものであったが、一輪ずつ細かく観察し撮影していると他人じゃないことがわかってくる。
帰国してから、これまではタイの黄色いキク科の小花で検索していたのを、アメリカ南部のとキーワードを変更して検索して「あたり」を見つけ出した。特に原産地の記載に南アメリカの文字を見つけ、期せずして種の故郷に辿り着いたような感触が得られた。
2012.09.26 アラバマ大学キャンパス内で撮影したフシザキソウ。タイのものと比較すると2周りくらい華奢な感じ。
2013.03.13 タイ チェンライ市内のホテル脇、帰国する日の午前中いつものようにホテルの脇の道を散策して見つけた。今回は散策するところ及び市内全体で緑が少なく感じた。乾季のまっただ中だからか。
2006.08 ラオス フシザキソウへ
2010.08 タイ植物 Top へ
2013.02 タイ植物 Top へ
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フシザキソウ_2010Thai / 2010.08 タイ チェンライ市内
( Youtube動画再生 00’38)
2013.08 上2枚がHHL。下の4枚がチェンライ市内で撮影したもの。カメラが異なるので画角が異なること以上に色がまったく違っているのがちょっと格好悪い。ちょっとじゃ済まないかな。
タイ・フシザキソウ02_1602BMK
( Youtube動画再生 01’12)
Youtube の動画に附した説明を引用
タイ・フシザキソウ02_1602BMK
BMK=Ban Mae Khrai /タイ、チェンマイ県北西部 メークライ村
BMKの道路脇。乾季で道路は車が走ると土ぼこりで白くなる。道路の周囲の植物の葉も土だらけ。一雨振るとこれらが洗い流されてきれいになるのだが。
フシザキソウ03_1608MHH
( Youtube動画再生 00’28
Youtube の動画に附した説明を引用
フシザキソウ03 1608MHH
GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme
MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村