◆2008.08.19 イギリス  エクセター

フウロソウ科

ヒメフウロ?である。資料に付した自宅付近のアメリカフウロと葉や種の表情は良く似ているが、花そのものはゲンノショウコに似ている。ヒメフウロもゲンノショウコも同じフウロソウ科の植物なので似ていて当たり前なのかも知れないが、ゲンノショウコは古くから伝わる生薬の一つで日本や中国のものという意識があるので、もしも、日本や中国からイギリスに渡ったものとしても、はいそうですかと俄には頷きたくないものがある。

ここイギリス編には同定が付かないフウロソウを、これを含め3種紹介しているので順に見てください。

フウロソウ科 フウロソウ属 北米原産 1年草 

2001.05.06 自宅付近のアメリカフウロ

 ◆参考資料

2016.05.22 正丸峠 ヒメフウロ

イギリス  ロンドン ハイドパーク

フウロソウ科(ピンク)

エクセターで撮影したものは5枚の花弁の先が丸いが、こちらは花弁の先に切れ込みがある。葉を見るとフウロソウ科の特徴を良く示している。資料Photoに日本のゲンノショウコを並べたのは、上のアメリカフウロ?との参照も兼ね、風情として良く似ていると考えたからである。

今回のイギリスでの野草の中で当方はこの花にことの外惹かれて、この花だけで4,50枚撮影した。現在、当方のディスプレイの壁紙はこの右上の画像になっている。

 ◆2008.08.26 イギリス ハイドパーク

2001.09.29 日本のゲンノショウコ

 ◆参考資料

2001.09.29 日本のゲンノショウコ

2008.08.26 イギリス ハイドパーク

2008.08.26 イギリス ハイドパーク

イギリス  バスフォード

フウロソウ科(濃いピンク)

バスフォード/Bathford はイギリス西部にある、ローマ時代の浴場(Roman Bath)のあるBathの近郊の村である。その滞在先のB&B(Bed & Breakfast)の庭先で1輪だけ咲き残っていた花を撮影したもの。種を見ればフウロソウ科のものとわかる。葉は虫に食われたのか、カタツムリに食われたのかぼろぼろになっていた。

2008.08.21 イギリス バスフォード

2008.08.21 イギリス バスフォード