Common yarrow /ノコギリソウ
このノコギリソウが沢山あるということは、カナダがイギリスの影響が強いということの証しであろう。2007年8月のメルボルンロケでは南半球は冬でありほとんどの野草が眠っていたので園芸品種くらいしか見ることが出来ず、野草の撮影はできなかった。しかし取材した大学の競技場などで芝生と混じってノコギリソウの葉が混じっていたのを思い出す。ヨーロッパ原産であるということはイギリスから牧草や飼料と一緒に運ばれたものと想像できる。
日本では園芸植物として流通したものが自然に移出したものが自生するようになり目に触れることになる。下段の資料では飯能で撮影したものだが、2002年6月の北海道撮影旅行では花の時期ではなかったがノコギリソウの葉が道路の斜面を覆ているようなところをたくさん見た。
2009.08.20 バンフ
2009.08.20 バンフ
キク科 シオン属 多年草
---- 資料Photo ----
1999.06.13 飯能のノコギリソウ
2008.08.26 ロンドン ハイドパークのノコギリソウ