Cow parsnip / ハナウド
この写真を撮影したレイク・モーリンはドラムヘラーからカルカリーを通過してバンフに向う途中にあり、カナディアンロッキーに踏み入ってすぐのところにあった。カナダの野草のコーナーのバンフと示したほとんどがこのレイク・モーリンの駐車場脇の緑地で撮影したものである。ドラムヘラーの平坦地からキャンピングカーに揺られ一挙に高地にやってきて、それまでの平らな地層から、急な斜めの地層に変化したことを示す切り立った岩肌。トルコブルーの湖。今回のロケで最初のカナディアンロッキーとの出会いの地であったこともあり大変美しく印象的であった。この地で撮影した野草は、特に珍しいと思えるものは多くなく、日本の野草と共通するものが多かった。このハナウドの仲間も日本では渓流沿いに歩けば多く見られるものであり、当方にとってはアカスジカメムシの食草として必ずチェックする種である。残念ながらこの地でカメムシは見つけられなかった。
セリ科 ハナウド属 多年草
2001.08.04 五日市三ツ沢のハナウド
2001.08.04 五日市三ツ沢のハナウド
2009.08.20 バンフ