スイギュウ/家畜 Bubalus arnee
上の動画と上段の写真は2006年8月ルアンパバン郊外ナンヤン村、下段の写真はパクセー郊外で撮影。
ラオスでは各地でスイギュウを見た、大きな都会の中心を外れると舗装されていない道路が多く、いたるところに水たまりが出来てバスの通行を妨げる。当方はバスの助手席に陣取ってビデオカメラで目の前に広がる風景や情景を流し撮りをしていることが多いため、水たまりでバスが徐行するたびにビデオカメラを揺れから守るためにしっかり抱え込む。時々、なんでもない水たまりと見えた泥水の中からスイギュウが立ち上がりギョッとさせられることもあり、バスの徐行が車輪が水たまりに嵌らないようにするだけではないことがわかるようになる。スイギュウが浸かっているということは相当深いということでもあり、そんなところに嵌ったら脱出できなくなるからである。
ウシと水牛の違いは、まず体表に毛が生えているかどうか、スイギュウにも毛は生えているがほとんど生えていないように見える。成牛の比較ではラオスではスイギュウの方が大きい。スイギュウの角は後ろ向きに弧を描いていて大きいなど。
この映像を撮影した時、スイギュウを間近で撮影するのは初めてだったので、どのような反応をするのかわからなかったので少々怖かった。何事もなかったから済まされるということはなく、未知のものに対しては何事にも慎重に、注意して向うことが大切なこと。こちらのコンディションがあるのと同じように、相手にもコンディションがある。
2006.08.05 ラオス ナンヤン村
2006.08.05 ラオス ナンヤン村
2007.08.07 ラオス パクセー郊外
上の3点の写真は2012.10.13 タイ、チェンライ郊外のBHHL/白カレン族の村、西の沢で撮影したもの。
ウシ目 ウシ科 アジアスイギュウ属 偶蹄類
スイギュウ_2006 / 2006.08 ラオス、ナンヤン村
( Youtube動画再生 01’19)
スイギュウ_2007 / 2006.08 ラオス、パクセー郊外
( Youtube動画再生 01’03)
タイ・スイギュウ03_1508 ホエヒンラート・ノック村
( Youtube動画再生 02’47)
ホエヒンラート・ノック村は、HHLから車で15分程の白カレン族の村で、当方がHHLでホームステイさせていただく家のご主人のご実家のある村。HHLと比べると傾斜が緩やかで明るく開けている部分が多く、平らなところには大きな水田が広がっている。周囲の山々を見渡すと、HHLに接する部分には森林・樹木が見えるが、他の3方向(リス族の居住域)の山は樹木はほとんど見当たらない。同じ山岳少数民族でも自然・森林管理の考え方や手法が全く異なる。リス族はヨーロッパ的、現在の日本の姿に近い。だから、日本人に両者の山を見せると、リス族の山の方が整然としていてきれいだと思うだろう。ゴルフ場のようなものだから。
スイギュウの話。何故スイギュウを飼っているのか。この水田にはトラクターやコンバインは入らない。運んでくる道路がない。年に数回しか使わないもののためにお金は使わない。スイギュウなら水田耕作の力仕事に向いているし、力仕事がないときは草取りをしてくれる。
何故日本でそれを推奨しないのか。高速道路を逆走しようとしているのと同じ。
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スイギュウ04_1608MHH
( Youtube動画再生 00’22)
スイギュウ04_1608BMHH
GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme
MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村
のどかないい景色
スイギュウ05_1702BMHH
( Youtube動画再生 02’26)
スイギュウ06_1702BMHH
( Youtube動画再生 02’54)
youtube動画に附した説明
「スイギュウ05_1702BMHH」
仔どもを連れた水牛の小さな群れを撮影した。
乳飲み仔のいる光景はどんな生き物でも微笑ましい。
「スイギュウ06_1702BMHH」
水牛の世話をする婦人のいる光景。
前半は見慣れない人が近づいてくるのに興味を持った若い水牛と、分別臭い年寄り水牛の表情。正面からの顔には愛嬌がある。
GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme
GONGOVA HP http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~19731706/index.html
GONGOVA 2017,BMHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村
BMHH=Ban Mai Huay Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand