イナゴの仲間(4種)

1種目、日本の種と特に変わったところはない。つい変わったものに目が行ってしまうが、変わらないことによって、日本の自然と共通する要素が理解できることもある。

2種目、これも日本の種と特に変わったところは見られない。触手の先の白い部分から見ると2種目と同じかも知れないが撮影場所が違がうので分けている。

3種目、日本の種と変わらないと見えると思う。が、良く見ると何か変だと気がつく人もいるだろう。2匹いるとかではなくて---。頭でっかちなのである。下になっている体の大きいのがメスで、その尾部には産卵管が見えているが、上下の種と比較すれば体長が短かく、比して頭が大きいのがわかる。

4種目、これはメーホーソンのホテルの裏庭で見つけ撮影したもの。記念すべき?タイで撮影した昆虫の第1号である。体型的には特に日本の種と変わるところはないが、黒い体に白のストライプといった大胆な意匠に異国に来たことを実感させられた。人々の顔の作りや衣装、言葉の違いなど異国を感じさせるものはそれぞれあるが、当方は野草や昆虫、鳥(例えばスズメなど)それらの媒介によって、その地の自然や社会と対峙していると感じられる。

 ◆2004年8月タイ メーホーソン ホテルの裏庭及び赤カレン族の村で撮影したもの

イナゴ1_2004 / 2004.08 タイ、 メーホンソン市内

( Youtube動画再生  00’22)

イナゴ3_2004 / 2004.08 タイ、 メーホンソン市内

( Youtube動画再生  00’15)

イナゴ4_2004 / 2004.08 タイ、 メーホンソン市内

( Youtube動画再生  00’14)

イナゴ5_2004 / 2004.08 タイ、 メーホンソン市内

( Youtube動画再生  00’38)

 ◆参考資料

2010.08 タイ、HHL/チェンライ県 イナゴの仲間1へ

2013.08 タイ、HHL/チェンライ県 イナゴ3種ほかへ

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