NPO法人 草の根国際協力研修プログラム

仕事部屋-04/2018.12 終了 講演資料 

1.  彼らの家屋は熱帯雨林で守られている

2.  災害後の復興(レジリエンス)が容易

3.  自給自足、食糧貯蔵庫がある

4.  電気・ガスを使わない。停電、ガス欠に抵抗性

5.  若い人が村に残る、家族の援助ができる

身の回りにふんだんにある天然素材を加工して建材とする。これは竹を開いて板(竹簾)にする作業

素材・建材の特質を活かした加工及び使用場所に配置。素材が身近にあるので痛んだら交換可能

2014.02 HHL/谷底に形成された村

2016.08 MHH/尾根線上に形成された村

焼畑や林内で獲れた野菜や果実を籠一杯に背負って戻る

ネズミなどの小動物及び雨季の湿気から守るための高床式の穀物蔵。収められているのは米、芋、トウモロコシ、豆など

外での煮炊きの場。燃料の薪が整然と積まれている。ここはコミュニケーションの場でもある

ある家庭の食事光景。柱の脇の囲炉裏で煮炊き、奥には自分で使った食器を洗う子供が見える

都会に働きに出るよりも村での収入の方が歩合が良いというのが一番の理由、差別を受けないというのもある。若者が多い

グループ(結い)を組んで焼畑に向かう若い女性たち。今日はA、明日はBと順に各戸の焼畑を手入れ・収穫して回る。 (動画)

6.  その他etc..

子供達は古老が口述する民族の習慣・風習、言い伝え(地震、洪水、飢饉など)を民話という形で聞き育つ。

(血縁のない)お年寄りからカブトムシのトレーニングの方法を教わる。世代を超えた交流、コミュニケーション。(動画)

近くの村からの花婿を迎える儀式の一コマ。双方の村人が村の入り口で民族の精霊の許しを乞うて車座を組む

乾季の朝の日常的な光景、複数の家族が一つの焚き火で暖をとりながらコミュニケーションを交わす

ここにいる子等は皆、別々の家族であるが、村人全体から兄弟のように見守られ育つ。皆で育て、見守るから、村人は出産、育児そして介護のストレスから解放されている。

相互扶助の後ろ姿

2016.08 MHH /各人の得意技を出し合う

2016.02 BMK/小さな力を寄せ合えば1週間足らずで大きな構造物も建築できる

養蜂。写真は東洋ミツバチであるが、針なしミツバチの蜂蜜は食用よりも薬効が尊重されている。民間医薬

養蜂には村の自給自足の源となる森林資源をポリネートするミツバチの働きを人が仲介する機能もある (動画)

水を浄化させると言われる野草。漢方医薬/生薬?と共通する民族の知恵、知識が現在でも息づいている。

※備蓄をしなくても糧を得る知識、手段に精通している。