チャセンシダ科 チャセンシダ属
● オオタニワタリ/Asplenium antiquum Makino
左の大きなオオタニワタリは江東区夢の島のゴミ焼却場の熱を利用して作られた熱帯植物園温室の中である。右の写真は自宅で育てていたオオタニワタリ。園芸店で苗を買ったものだが長生きしなかった。
コタニワタリという山地の岩場などに生えているシダも育ていたが、2年前くらいまではかろうじて生きていたが、今はどこに行ったのだろう、姿が見えない。
1998.07.24 夢の島熱帯植物園
1998.05.25 自宅
オオタニワタリとシマタニワタリまたはシマオオタニワタリとでは種が異なるということであるが、ここでは区別しないで一緒に並べておく。写真となってしまってから葉裏の胞子がどのように付いていたか確認できない。違いを知りたい方はWikiに詳しく記載されている。
沖縄滞在中からシマオオタニワタリと記載された案内板などを見かけたが、人との長い付き合いで大きく成長した姿を慈しみ愛でた感情をシマと加えることで確認した表現なのかと勝手に解釈していた。
これに近い感覚はタイやラオスのビカクシダでも窺える。
ラオス、タイのオオタニワタリ(園芸種含む)