BMHHの竹製家屋
BMHHの竹製家屋
竹製家屋02_1702BMHH
( Youtube動画再生 01’24)
機織り01_G1702BMHH
( Youtube動画再生 01’33)
こちらの長老宅でも床や壁のほとんどが竹を開いて板状にしたもので作られていた。こちらのお宅の映像では、偶然階段の脇に、高床の床材の敷き方の構造が写っていた。これを見ると竹の板を直接土台または構造材の木材の上に敷き並べるのではなく、握りこぶし程もある中くらいの太さの丸い竹が約40cn間隔に並べられ、その上に竹板(簀)が敷かれていた。
2004年夏、メーホンソンのリス族の村の小学校の床の修復の模様を撮影したことがあり、そこでは高床式ではなく日本とほとんど変わらない地面から40cm程の高さに配された横木の上に直接竹板が敷かれていた。民族の違いなのか地域的な違いなのか、小さな違いを見つけると、そこからまた興味が湧いてくる。
これまでも北タイの白カレン族の村を取材する中で、白カレン族の伝統的な竹製の高床式住居を見てきたが、BMHHがなだらかに大きく開けた地形であったからか、明るく開放的とも云える生活・居住空間を醸成していた。
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