乾季のBMHH景観

 ◆BMHHの研修拠点が置かれたバンデン俯瞰Map

BMHH=Ban Mai Huay Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand/チェンマイ市内中心部から車で約3時間。

標高約1,000m、戸数約40戸、人口100人弱、多くは白カレン族、キリスト教信者が多いが仏教や伝統的な精霊信仰も共存。住居は稜線に沿って建てられている。(日本的な感覚では下から上へだが、ここでは上から稜線伝いに下って来たというのが実態のようだ)

Mae Ya 川

水田・棚田

水田・棚田

水田・棚田

水田・棚田

 ◆Mae Ya メーヤ川と簡素な橋の風景

メーヤ川に架かる橋2_1702BMHH

( Youtube動画再生  03’23)

メーヤ川に架かる橋4_1702BMHH

( Youtube動画再生  01’14)

Mae Ya River/メーヤ川2_1702BMHH

( Youtube動画再生  01’42)

保健省からバンデン眺望1_1702BMHH

( Youtube動画再生  00’48)

Mae Ya River/メーヤ川2_1702BMHH

( Youtube動画再生  01’42)

「メーヤ川に架かる橋2」動画の後半に、当方が材料として推測した細い蔓/つるを捉えている。映像をよく見ると蔓を山刀で断ち切った痕跡が数カ所写り込んでいて、推測を補ってくれているようではあるが、正確なところは確認できていない。BMHHほかの結束方法は主として「捩る/よじる」。素材そのものを捩る、または素材を輪の状態にしておいて、その輪の中にバールのような道具・工具を差し込み、それを捻る・捩ることによって対象を結びつけ・絞めつける方法を良く目にする。

バンデンの高台にある寺院下の傾斜の強い畑

バンデンのほぼ中間高度の民家の庭

Mae Ya川に接する水田地域の地形

Mae Ya川に接する水田地域の地形

Mae Ya川に接する水田地域では川に沿って緩やかな傾斜が広がり、そこに等高線を引いたように高さ1mほどの段差を設けた棚田が連なっている。これまでの白カレン族の取材の中で数回取り上げているが、ウシや水牛を飼育し、乾季、水田に水の張られていない季節には、水田の雑草を食べさせ、またそこで排泄させることによって肥料としても役立たせる。雨季が近づき、水田に水を入れる頃は田起こしや耕耘機を引く労働力としても使役・機能を果たす重要な存在。

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 ◆2019.02.24 正丸峠 関東ふれあいの道

MHHの橋は1本の丸太と片側だけの竹の手すりと至って簡素ではあるが、国内でよく見られるこのような橋より、手すりがあるいうだけでより安全に配慮されているように思われる。