Tessaratoma papillosa/Tessaratomidae

カメムシ目 オオカメムシ科 オオカメムシ亜科

 ◆2014年8月 HHLの記録

2014.08 HHL:村の東の沢に降りて行く急坂の手前の草薮、昨年フトキンカメムシの成虫を撮影した場所で見つけた。はじめはフトキンカメムシのメスかと推測したが、違いが多すぎるので別種として調べたのだが、日本語のサイトでは当りはまだ見つけていない。科の分類ではオオカメムシ科までは辿れ、そこで別の情報を探し出すことが出来た。それは、2011年ラオスおよび2013年2月に撮影したアカヒラタカメムシと仮名をつけたものが、このオオカメムシの仲間の幼虫であることがわかった。気長に辿って行くとこんな幸運にも恵まれるという証のようなもの。同じ所を繰り返し取材させていただいているということがその根底にあるようだ。

Tessaratoma papillosa_3_1602BMK

( Youtube動画再生  02’51)

Tessaratoma papillosa_2_1408HHL /2014.08 HHL

( Youtube動画再生  01’37)

 ◆参考資料/オオカメムシ科&その幼虫

 2011.08 ラオス/食用カメムシ

 2011.08 ラオス

 2013.02 HHL

 ◆上段は2014年8月HHLの記録、2016年2月BMK以降の記録は下段に追記
 ◆2016年2月 タイ、BMK/チェンマイ県北西部の記録

Tessaratoma papillosa_4_1602BMK

( Youtube動画再生  01’30)

 2016.02 タイ、BMK/チェンマイ県 北西部の白カレン族の村

 ◆2016年8月 タイ、MHH/チェンマイ県南西部の記録

Tessaratoma papillosa_5_1608MHH

( Youtube動画再生  01’06)

Tessaratoma papillosa_6_1608MHH

( Youtube動画再生  01’02)

Tessaratoma papillosaオオカメムシ_5,6_1608MHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村


村の宿舎を西(キシタアゲハ谷方向)に下って100mも行かない道路脇で見つけた。これまでにラオスでもチェンライでも見つけて撮影しているが、腹が緑光沢のものは初めて。Wikiで調べるとオオカメムシとしてはこのタイプが正統のようだ。

最近(2016.10.27)、GONGOVA代表の薦めで、野中健一著「虫食む人々の暮らし」を読んでいる。そこにラオスやタイの昆虫食も沢山書かれていて、特にこのオオカメムシの記述は読んでいて楽しい。生きている姿を見ている。市場でこの虫の素揚げを皿に盛って売っているところ。それを選り好みしている人や、おやつに食べている子どもの顔も見えるからだろう。氏は「文字知」と「感覚知」と云う言葉で対比している。当方の「体感言語」「体験言語」も氏の「感覚知」の仲間に入れてもらえるだろうか。

Tessaratoma papillosa_1_1408HHL /2014.08 HHL

( Youtube動画再生  01’05)

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