2014.08　HHL/チェンライ：初めて見たカミキリ。学生の作業を撮影中に見つけ、急いでいたこともあるのだが、デジカメで撮影した写真は全没。ビデオからキャプチャーした画像なのでこれ以上のアップはできない。

これを書いていて思い出した。今回の取材ではビデオカメラの補助としてデジカメで動画も撮影することにしていたため、いつもは8GBほどのメモリーカードを装着していたのを32GBに変えていた。容量的には何も心配をすることはなかったのだが、それでも不要なカットが沢山入っているとチェックのロスになると、不要なカットをコマメに消去していた。

カメラの仕様なのだと思うが、1000枚を越えた当りからこのカットの消去に時間がかかったり、不穏な動作を示すようになり、自分では、かなり慎重に操作をするようにしていたのだが、学生が帰国した翌日、村の尾根に上がり、目的のソネリラを撮影して、その画像のチェックをしているとき、デジカメの動作が異常になり全ての操作を受け付けなくなるだけならまだしも、勝手にデータを全消去をしてしまった。デジカメを地面に叩き付けたくなったが、そこは何とか我慢。

気を取り直して、使用していたメモリーカードを外して保管。新しいカードを装着してデジカメの動作をチェックしたところ、動作が正常に戻ったのが確認できたので、早速、その場から撮影し直し。とはいっても、学生の作業の記録や集合写真を撮り直せる訳はなく、全消去されてしまったメモリーカードのデータ復活に掛けるしかない状況であった。

帰国後、ネット上のデータ復活ソフトの試用版をいくつもチェックして、一番相性の良さそうなものを購入してデータ復活にトライし、なんとか約半分程生き返らせることが出来た。

この赤いカミキリも撮影直後のチェックでは結構いい線をいっていたと思っていたが、取り戻せたデータはまったく駄目。

現在もそのデジカメを使用しているが、まったく信用できない。困ったことだ。