オドリコソウ/Lamium album L. var. barbatum

1999年、2002年と同じ村を訪問して撮影した。自宅周辺ではヒメオドリコソウはたくさん見ることができるがオドリコソウは見たことがなかった。このオドリコソウには偶然出かけた先で見つけたものであり、その後も、その美しさに惹かれてオドリコソウ撮影のために3年続けて足を運んだ。

シソ科 オドリコソウ属 多年草

2002年の撮影の時に、帰りに農家の人に断って数株持ち帰り自宅の庭に移植し、それから2〜3年は自宅でもこの花を楽しむことができた。このように野山の野草を持ち帰って自宅の庭で楽しめるのは数年で、次々に新しいものや園芸店の投げ売りの鉢物などを買ってきてそこいらを適当に掘り返して植えるので、もともと猫の額のような狭いスペースなのでどこに何が植わっていたかもわからなくなり、いつのまにか以前あったものが消えてしまうという状態になる。

オドリコソウもそんな具合で我が家から消えてしまったと思い込んでいたところ、植えた所とはまったく別のところで

生育し花をつけているのを見つけその艶やかな姿と再会できた。ただ、以前温室にしていた鉄のお骨組みやガラス扉に接したところで咲いているので、撮影しても人工的な背景になってしまいこの花の美しさが伝えられない。

オドリコソウ01_2007_自宅

( Youtube動画再生  00’59)

 ◆ 2016.05.10 正丸

オドリコソウ02_160510正丸

( Youtube動画再生  01’03)

オドリコソウ03_160510正丸

( Youtube動画再生  01’55)

オドリコソウ04_160510正丸

( Youtube動画再生  01’13)

オドリコソウ05_160510正丸

( Youtube動画再生  01’24)

 ◆ 2018.06.05 苫前
 ◆1999.05.15 山梨
 ◆2002.05.04 山梨
 ◆2003?? 自宅
 ◆2003?? 代々木公園

もちろんこれは自然のものではなく花壇に植えられた洋種の園芸種。明治神宮の苑地とも言える環境であることが意識にないようだ。

 ◆2007年 自宅の記録