マツバウンラン/Nuttallanthus canadensis
マツバウンラン/Nuttallanthus canadensis
2002.05.25 ガイコツ山
ゴマノハグサ科 ウンラン属 アメリカ原産 帰化植物 2年草 林縁、荒れ地
2005年4月に屋久島にいった時、当方は飛行機で行ったが、水中翼船の船着き場の近くの宿を基地にして島を巡った。その船着き場近くのスーパーの駐車場わきの陽が降り注ぐ芝生の斜面にこのマツバウンランが群れを作って咲いていた。
この花は40cm位の細い花茎の上部に花をつけるので常にゆらゆら揺れている。海風にさらされた芝地ではビデオはそれなりに絵になったが写真はまともな絵にならなかった。
2007年4月に筑波大学に行った帰り、日没までの僅かな時間につくば駅周辺の野草を観察した後、駅に戻る途中の公園のツツジの植え込みの隙間に隠れるように咲いているのを見つけた。この時は日没寸前だったので撮影は出来なかった。
ここに三ヶ所の観察地を挙げたが、マツバウンランの生育環境としてはまったく異なる条件である。在来の野草が何世代にも亘って淘汰され一番生育に適した環境で生き残ったのに対して、帰化植物はどこが適するのか実験段階なのではないかと思う。
このマツバウンランという名前がわかったのは最近のこと。それまでは「不明」というフォルダーに撮影地別に整理していた。ガイコツ山では新所沢と入曽の中間にある西武線の車両基地近くの林縁で見られる。
2002.05.25 ガイコツ山
マツバウンラン01_2007_つくば市
( Youtube動画再生 01’06)
2008.04.27 鴻巣運転免許試験場 建物に沿った手入れのされていない花壇の中に群れをなして咲いていた。近くに草原でもあれば何か撮影できるかと思ってデジカメを持参したのが良かった。まさかこんなところで出会えるとは思いもよらなかったが、今まで見たうちで一番大きな群れだった。
マツバウンラン02_230410_森林公園
( Youtube動画再生 02’51" )
マツバウンラン03_230428_北野GS
( Youtube動画再生 01’15" )