キバナバラモンジン/Scorzonera hispanica
2001.05.20 小手指駅 当方は西武池袋線で小手指と池袋経由で会社を往復している。10年程前かそれ以前からか、西武線が池袋に近づく頃車窓から見える子供の握りこぶしほどもある大きなタンポポの穂が気になって仕方なかった。図鑑にも載っていないし、線路脇なので見にも行けず。そうこうするうちに線路の草刈りで刈り取られて姿を消すということが繰り返されていた。それが車両の一部に種がついて運ばれたのか小手指駅のすぐ脇の線路端でも見られるようなり、休みの日に撮影したものがこの3点である。種は子供の握りこぶしほどもあるが、花は同じ時期に咲くコウゾリナと変わらない大きさ。当時は名前がわからなかったので大コウゾリナとして整理していたが、一昨年(2006年)だったと思うが会社の図書室でキク科の花を片端から見返してバラモンジンという花の蕾と形が似ていることに気がつく。しかしバラモンジンの花は紫色であるということからこれも違いそうだというので、花の色から黄花をつけて調べてようやく本種に辿り着いた。この花は朝あまり早い時間だと開花せず、晴れた日であれば8時頃から、曇っていると9時くらいにならないと開かない。種の方はそれより少し遅く、10時頃にならないと丸くならない。昨年は種が閉じている状態から丸い球となるまでをビデオで撮影したが晴れていたにも関わらず、丸1時間かかっていた。途中でテープを変えなければならなかったのでアングルが変わってしまい撮影としては失敗。2度目のチャレンジの時は出かけるのが少し遅かったので、少し開ぎみのところからだったがなんとか1本のテープ内に収まった。
キク科 フタナミソウ属 ヨーロッパ、西アジア原産 多年草 野原
2011.05.27 新所沢駅付近 当日は自宅から航空公園駅までを徒歩で往復した。運動不足の解消も予てはいるが野草を観察・撮影するには徒歩が一番。それを気楽にさせてくれているのが小型のビデオカメラ。手の平より小さいながらフルハイビジョン、静止画1.000万画素というのはありがたい。ただハイビジョン矩形のみなのでこれまでの写真の構図感覚とはかなり異質なものがあり、これからたくさん撮影して見つけ出すしかないのだろう。
キバナバラモンジン01_2007_ガイコツ山
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キバナバラモンジン02_2004_ガイコツ山
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キバナバラモンジン03_2007_ガイコツ山
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キバナバラモンジン04_2007_ガイコツ山
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キバナバラモンジン05_170510小手指
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キバナバラモンジン06_190510_小手指
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キバナバラモンジン08_220514_北中
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キバナバラモンジン09_220514_北中
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キバナバラモンジン10_230522_北中
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