アシビロヘリカメムシa 

2012.09.26 アラバマ大学 キャンパス内

2012.09.26 アラバマ大学 キャンパス内

前のページのクマバチを撮影した場所のすぐ隣のハーブの植わっていた花壇で見つけた。

この脚にヒレが付いたようなカメムシは2004年2月、与那国島のアヤミハビル館という博物館の標本の中で見つけ強く興味を惹かれ、このカメムシに出会うためだけにでも夏の与那国に行きたいと思った程。未だにその希望は果たしていないが、その年の夏に北部タイの村で標本で見たのと同じ脚ヒレがついたカメムシを見つけ撮影した。

参考資料にリンクを置くので参照ください。


さて、今回のアラバマ、メンフィス取材中にこの脚ヒレのついたカメムシを3種も見つけ撮影した。と書き始めたが実際には3種であるとわかったのは帰国してからデータを整理する課程でこのページの種と、次のページの種とは異なるものであることがわかった次第。下の写真が次のページで紹介する種。

 ◆参考資料 

2004.08 タイ、メーホンソン 赤カレン族の村で撮影した脚にヒレのあるカメムシ。2004年2月に与那国島のアヤミハビル館で見た標本と同じ。黒い体色に腹の派手なオレンジ色の斑点が特徴。アラバマで見た種と比べるとこちらの脚ヒレは矢の羽のよう。

Leptoglossuszonatus

2012.09.26 アラバマ大学 キャンパス内

2012.09.26 キャンパス内

並べて見ればわかると思いますが、腰の白い帯の模様が違うのと、脚ヒレの形やヒレがどこまで伸びているかも違いがあるようです。この種の説明は次のページで見てください。

これが3種目のカメムシ。これはタイやラオスで撮影したことのあるアシブトヘリカメムシに似ているが、アジアの種にこのような脚ヒレがあったか、記録を見直してもわからない。もしかするとこのヒレのある種はアシブトヘリカメとは異なる種であるのかも知れない。この種については上の写真にリンクを貼っておく。

上の参考資料と同じく、2004.08 タイ、メーホンソンのホテルのすぐ近くの草むらで撮影したもの。奥にいる幼虫の前足に注目。前足のヒレが興味深いので資料としてピックアップした。

2012.09.29 ホーリースプリングス鉄道敷地 「アシビロヘリカメムシb」とする

2012.09.30 メンフィス、ミシシッピー川岸で撮影 「アシブトヘリカメムシ」

アシビロヘリカメムシa 1209alabama

( Youtube動画再生  00’33)

2012.09 アラバマ大学構内

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