オオバボンテンカUrena lobata L

このアオイ科の仲間と思われる種はHHLの山林内で1株1輪だけしか見られなかった。茎の様子を見ると樹木の小枝のようにも見えることから、草花ではなく、樹木の苗木なのかも知れない。ということは、地面を見渡すのではなく、頭上の木々の梢を見なければならなかったのかも知れない。とはいえ、小さな花ではあるけれど形の整ったきれいな花である。


2012.12.23記:この花がアオイ科のオオバボンテンカであることがわかったので種名、学名を記載する。

 ◆資料: 撮影記録

アオイ科 ボンテンカ属 東アジア〜熱帯アジア原産

2008.08 ロンドン、ハイドパークのアオイ科の野草

2001.06 長野県ちくま市のハイアオイ

 ◆2012.10 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
 ◆上段は2012年10月の記録、2013年3月以降の記録は下段に追記
◆2013.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

2013.03.07 HHLの水田地域へのトレッキングの途中で見つけた。

2012.10.11 HHL、村のコミュニティーハウス脇の道路の排水路斜面に生えていたもの。ウナズキヒメフヨウ?とはしているが、小さいなフヨウの仲間の花で検索してたまたま出会ったのが「ウナズキヒメフヨウ」という種であった。当方は少しもそうとは思っていない。葉に細かい毛がたくさん生えていること、肉厚なことなどかなり性質が異なるようだ。

同じ道路脇の斜面にはハイビスカスも生えていることから、その蕾かと推測もしたが、ウナズキヒメフヨウ同様葉の性質が異なること。ハイビスカスの蕾はどちらかというと上を向いていることなど。

これもいつかわかるときが来るまで?付きのまま仮置しておくことにしよう。

※2013年7月 ウナズキヒメフヨウからこの部を移転。葉の形に違いがあるが蕾の形が似ていることからオオバボンテンカにより近いと判断。

 ◆撮影記録 2012年10月不明種

◆2014.02 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆2014.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

オオバボンテンカa_1408HHL

( Youtube動画再生  01’06)

オオバボンテンカb_1408HHL

( Youtube動画再生  01’24)

◆2015.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

タイ・オオバボンテンカ03_1508HHL/東の沢

( Youtube動画再生  00’28)

2015.08 :2014年8月の映像の最後に「アオスジコシブトハナバチ」が写っていたので、今年も2匹目のドジョウよろしく同じ株を狙ったが、そうは問屋が卸さない。でも、「アオスジコシブトハナバチ」に関しては、今年は「ミズアオイ」の花で偶然が再現された。

 この花については---今年は開花が遅いのか、この1輪だけが咲いていた。

◆2016.02 タイ BMK/チェンマイ県北西部 白カレン族の村

BMK = Ban Mae Khrai  メークライ村/タイ、チェンマイ県北西部 白カレン族居住山村。HHLと同じボンテンカを観察できたが、さすがにアオコシブトハナバチにはお目にかかれなかった。

◆2017.02 タイ BMHH/チェンマイ県南西部 白カレン族の村

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