我が家の温室内で孵化したオオカマキリの幼虫。5月の連休前であるが温室内の暖かさに季節を狂わされて一斉に孵化してしまう。彼らには可哀想と思うが、蘭など温室内の植物に水をやらなければならず、その後一度目か二度目かの水やりの後はほとんど姿が見えなくなってしまう。左の卵繭がついた植物はセッコク。
オオカマキリ/Tenodera aridifolia
2001.08.24 ガイコツ山
2001.09.02 ガイコツ山
良く見ないとわかりにくいが、大きなメスの背中に乗って、メスと比べると1/5くらいしかない小さなオスが子孫を残すために交尾をしているところ。お話に聞くように、交尾の後オスはメスに食べられてしまうのか観察することに興味もあるが、食べられてしまうオスの方が、見事逃げ果せるオスよりも遥かに潔く思われ、もし、その食べられるところを目の当たりにしたとしたら、そのオスを何と言って讃えて良いのかわからない。「節理」というものの範(なか)で生を営み死んで行くという自然の大原則の下で、自分自身の生き様を振り返る苦々しさのようなものと距離を置くように、見届けることなく次の「対象」を探しに歩き始める。でも、このペアの表情はそんな切羽詰まった状況にあるように思えず至極ノドカだ。
カマキリ目 カマキリ科
オオカマキリ01_031026G / 2003.10.26 ガイコツ山
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オオカマキリ02_130730A / 吾野
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オオカマキリ03_140914_大洋村
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カマキリ04_170813ガイコツ山
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オオカマキリ05_170821ガイコツ山
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オオカマキリ06_170821ガイコツ山
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オオカマキリ07_181026 自宅
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オオカマキリ08_181127_自宅
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