ニワトリ/家禽

2004.08.24 タイ 赤カレン族の村  赤カレン族の集落で飼われていたニワトリ。タイでもラオスでもニワトリは放し飼いであった。機械化された養鶏場のニワトリでは親も子もなく、ただ餌を与えられ卵を産み、ブロイラーにされ、人の生産の糧として消費されて行く。この村のニワトリは映像を見ていただければわかる通り、親と子の絆がしっかり育まれ、次世代に受け継がれて行くことが見て取れる。こののどかな状況とは一変し、2004年2〜3月にかけて取材したチェンライというタイ北部の村では、小中学生の職業訓練のために学校でニワトリを飼育していたが、折からの鳥インフルエンザの影響ですべてを駆除されたという現場に行きあった。また少し離れた学校では、飼育しているヒナに鳥インフルエンザの予防注射を施す児童の姿も撮影した。チェンライ辺りでは既に放し飼いのニワトリの姿は見られなくなっているかも知れない。

 ◆2004年8月 タイ メーホーソン 赤カレン族の村

ニワトリ1 / 2004.08 ホエチャンレク村(赤カレン族)

( Youtube動画再生  00’28)

ニワトリ2/ 2004.08 ホエチャンレク村(赤カレン族)

( Youtube動画再生  00’24)

 ◆2010年8月 タイ、hhl/チェンライ 白カレン族の村の記録は以下の画像から
 ◆上段は2004年8月タイ記録、2010年8月以降は下段にリンク画像を配置。